川崎重工業は、日本の生産拠点をマザーファクトリーとした二輪車のグローバルな生産体制を敷いている。商品戦略では先進国、新興国市場ともに比較的、付加価値の高いタイプを中心として展開しているのも特徴だ。―日本の二輪車市場の現状と生産拠点の位置づけは「国内市場は1982年に二輪車全体で327万台規模だったが、直近では40万台程度となった。しかし、今年は下…