日本鉄鋼連盟が発表した10月の粗鋼生産量は、前年同月比4・4%減の679万トンとなり2カ月連続で前年割れとなった。エコカー補助金制度の終了による反動減で国内販売が低迷し、国内自動車生産台数が低調なのに加え、中国での日本車の販売が大幅に落ち込んでいることなどが影響し、需要が落ち込んでいるため。炉別生産では、転炉鋼が同5・7%減の679万2千トンと2…