国土交通省は2011年度の「乗合バス事業の収支状況」を公表した。調査対象事業者は保有車両数30両以上の260者。輸送人員は前年度比0・1%の微減だったものの収入は同0・1%増の7146億円に増加。改善幅はわずかだが4年ぶりの増加に転じた。一方、支出は人件費の抑制が図られたものの、軽油価格の高騰で同0・3%増の7669億に増加し、損益は523億円の…