東レは28日、植物由来のでんぷんを原料とするポリ乳酸樹脂の配合比率を重量ベースで50%以上にした「高植物度グレード」を開発したと発表した。OA機器や電子製品向けに販売するのに加え、自動車の内装材で現在ABS樹脂を使用する部分での採用を目指す。企業が環境対応を迫られている中、自動車にバイオマスを積極的に採用する動きも加速しており、素材メーカーも自動…