都市内の低速走行では排ガス浄化性能が十分に発揮されない例もある

環境省は、路線バスや宅配車両など都市内を低速で走るディーゼル車の環境性能評価制度をつくり、早ければ来年度から運用を始める。これらの車両は平均車速が低いうえ発進・停止が多く、国の基準を満たしていても排ガス浄化性能が十分に発揮できない場合がある。同省としては、こうした走行特性に特化した評価制度をつくり、自動車メーカーに対応を促すことで排ガス規制の実効…