三菱化学は、鹿島事業所(茨城県神栖市)で、リチウムイオン二次電池などの原料として使われるエチレンカーボネート(炭酸エチレン)の生産能力を現状の2・6倍に増強すると発表した。リチウムイオン二次電池は、携帯電話、パソコン向けを中心に、国内とアジアで需要が伸びており、今後は電気自動車やハイブリッド車向けの車載用としても大きな成長が見込まれている。同社は…