自動車メーカー各社が東南アジアで生産能力の拡大を進めている。日産自動車は2014年までに、インドネシアで生産能力を現在の2・5倍となる年25万台に引き上げると発表した。スズキもタイで新工場が稼働した。このほかのメーカーも相次いで生産体制の増強を打ち出している。経済拡大が進む現地の内需に対応するだけでなく、世界への新たな輸出拠点としても重要視してい…