港付近には打ち上げられた船が今も残る

東日本大震災からまもなく7カ月。津波で壊滅的な被害を受けた宮城県沿岸北部の気仙沼市は未だ町の各所に震災の爪痕が生々しく残る。復旧・復興作業が遅々として進まない窮状の中で、地元ディーラーはそれぞれの形で復興に向けて立ち上がろうとしている。人口約7万人の気仙沼市。年々、若者の地域外への転出で人口が減っている中、今回の震災の影響で約2千人の人口が減少し…