富士重工業は、今夏をめどに米生産子会社スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)の生産能力(2直・定時操業)を年17万台に引き上げる。スバル「レガシィ」とトヨタ自動車「カムリ」を手がけるSIAは、ボトルネック工程の改良など小規模投資を継続的に行うことでスバル車の生産余力を高めてきた。ただ、今回の増強により既存の建屋、生産ラインでの能力…