義務化実施後もアルコール検知器は一定の需要が見込めそうだ(写真は東洋マーク製作所の「AC-011」)

5月から自動車運送事業者に点呼時におけるアルコール検知器の使用が義務付けられる。事業者は営業所ごとの検知器の設置や点呼記録の管理などが必要で、違反した場合は営業車を一定期間使用できないなど行政処分を受ける。関西地区のアルコール検知器メーカーでは義務化を前に受注が急増し、現在もフル生産状態が続く。各社とも検知器の増設や上級機種への買い替えなど義務化…