東京湾西北部、京浜工業地帯の中心に位置する川崎港。貨物取扱量は年間約9200万トンで、主に原油やLNG(液化天然ガス)、鉄鉱石などの原材料を輸入し、自動車や石油製品を輸出している。2003年、同港はリサイクル資源の広域的な物流を担うリサイクルポートに指定され、循環型社会の構築に向けた海上輸送の重要点となっている。同港の千鳥町地区の一角には、山積み…