「直接、お客さまに語れるいいチャンスだととらえた」―。トヨタ自動車の豊田章男社長は、米国議会の公聴会に出席したことを振り返って、その時の“心構え”を語る。もちろん、公聴会への出席は議会からの招きに応じたものではあったが、出席する以上は、騒動への謝罪に合わせてトヨタの姿勢や考え方など企業としての原点を理解してもらいたいという気持ちが、豊田社長にはあ…