「ちょこちょこ充電しながら走るクルマ」―。東京大学大学院の堀洋一教授は日本能率協会のテクノフロンティア2010記者発表会に合わせて特別講演し、電気自動車(EV)の未来像についてこう表現した。これまでEV普及に失敗したのは「普通のクルマに置き換えようとした」ため。「電車のような使い方を」と発想の転換を呼びかけた。高性能電池でなく物理電池といわれる「…