ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は、高性能シリーズ「M」専用モデルとして展開しているプラグインハイブリッド車(PHV)「XM」を従来の2グレードから「レーベル」のみに集約したと発表した。装備内容や価格を見直した。また、国内で44台の限定車も導入し、11月に納車を始めることも明らかにした。

 従来のグレードは標準とレーベルの2種類だったが、上級仕様のみとした。スペックは最高出力が550㌔㍗で、最大トルクが1千ニュートン㍍。乗車の開錠時に足元を照らす「ライト・カーペット」を標準装備した。ドアやウインドー回りのエクステリアとバンド、ブレーキ、キャリパーの色を変更できるほか、ホイールも23㌅の3種類を用意した。限定車は、「ドア・プロジェクター」や専用バッチなどを装備した。

 価格は2328万円。限定車は、2450万円(消費税込み)。