新開発したRMBの作動原理模式図(図1)

東北大学金属材料研究所の河口智也助教(研究当時、現在は米アルゴンヌ国立研究所)、市坪哲教授らの研究グループは、室温で作動可能なマグネシウム蓄電池(RMB)を試作し、200回を超える充放電を世界で初めて実証したと発表した。独自開発した正極材によって、繰り返し充電が苦手で室温使用が難しいというRMBの弱点解消に道筋を見いだした。電圧2.5㌾以上の高起…