過去にはバイオ燃料ブームも起きた(中日本高速が設置したBDF製造プラント、2012年)

生物資源(バイオマス)を原料とする輸送用燃料に再び関心が高まっている。エネルギー密度が高く、使用過程車の脱炭素化にも役立つからだ。国は2030年度までにバイオ成分を10%混ぜたガソリン(E10)を供給し、E20(20%混合)も視野に入れ自動車メーカーに対策を促す方針。バイオディーゼル燃料(BDF)の場合、水素化植物油(HVO)は軽油と同じ性状のた…