スズキは4月24日、2024年12月25日に逝去した鈴木修相談役(享年94歳)のお別れの会をインド国際会議・博覧センターで23日に開いたと発表した。現地の政府関係者や販売店、取引先、マルチ・スズキ・インディアの元従業員など約900人が訪れた。
会場には英語併記した「鈴木修語録」のほか、インドで初めて生産した「マルチ800」、同社初のEV「eビターラ」などが展示された。
お別れの会では、グジャラート州とハリヤナ州に研修機関「オサム・スズキ・センター・オブ・エクセレンス(OSCOE)」を設立することも発表した。製造に関する講義などを実施する。鈴木相談役の経営やものづくり哲学を共有し、現地のサプライチェーンの強化や日本のものづくり継承を通じて、インドの製造業成長に寄与することを狙う。