オリエントコーポレーションは13日、SOMPOホールディングスやディー・エヌ・エー(DeNA)傘下のDeNA SOMPOカーライフ(DSCL、冨所尚史社長、東京都新宿区)を連結子会社化すると発表した。全株式のうち、オリコが9割を取得する。買収額や期日は明らかにしていない。DSCLは、保険代理店などを通じて個人向け自動車リースを販売している。一方、オリコも子会社に同業のオリコオートリース(OAL、小齋博樹社長、東京都台東区)を抱えており、相乗効果を高められると判断した。また、オリコは新たに、SOMPO HDと業務提携したことも公表した。
オリコが子会社化して以降もDSCL株の1割はSOMPO HDが保有する。DSCLは引き続き、損害保険ジャパンの代理店を通じてリース販売を手掛ける。
DSCLは2019年に設立。複数の事業者からリース商品の供給を受けているが、OALも主要な取引先だったという。