東京都立産業技術研究センター(都産技研、黒部篤理事長)は6日、IATF16949・IMDSセミナー相談会「自動車部品輸出促進セミナー」を都内で開いた。1都10県に事業所を持つ自動部品メーカーなどから約60人が参加。専門家が自動車産業品質マネジメントシステム「IATF16949認証」の概要やコアツール、自動車産業における化学物質管理について、自動車部品業界の現状を交えながら分かりやすく解説した。
講演はテュフラインランドジャパンのISO9001/IATF16949主任審査員の佐藤和昇氏、産業環境管理協会の国際化学物質管理支援センター技術参与の浅田聡氏が行った。パネルディスカッションは「IATF16949規格・認証取得について」と「サプライヤーに求められる製品含有化学物質管理について」を2部構成で開催。第1部では、佐藤氏と同社の加藤和佳子氏、森田製作所執行役員の服部靖弘氏が登壇。第2部では浅田氏、服部氏のほか、日本自動車工業会の環境技術・政策委員会製品化学物質管理部会管理ツール推進分科会長の藤井隆良氏が業界動向やポイントなどについて説明した。
アーカイブの視聴申し込みも受け付けている。