ハリヤナ州のグルガオン工場

 スズキは17日、子会社のマルチ・スズキ・インディアの2024年生産が初めて200万台を超えたと発表した。マルチ・スズキは、ハリヤナ州のグルガオン工場、マネサール工場、グジャラート州のグジャラート工場の3拠点を持ち、年産能力は235万台。1983年12月に前身のマルチ・ウドヨグ社が生産を開始し、2024年3月には累計生産3千万台を達成した。インドは輸出拠点でもあり、11月には累計輸出300万台も達成した。

 スズキは、インド市場や輸出の拡大に合わせ、インドでは30年度までに年産で約400万台の生産体制を整える。25年にはハリヤナ州のカルコダ新工場が稼働する予定だ。