スズキは、印タタグループのタタ・エレクシーに設計業務の一部を委託したと18日に発表した。印マハシュトラ州プネにあるタタ・エレクシーの施設内に業務委託拠点「スズキ―タタ・エレクシー オフショア・デベロップメント・センター」を設けた。コンピューター支援設計(CAD)やコンピューター支援エンジニアリング(CAE)業務を任せ、新型車開発の効率化を図る。
タタ・エレクシーは自動車や電子機器や医療機器などの設計を手掛ける。同日の開所式で、スズキの加藤勝弘取締役専務執行役員は「タタ・エレクシーはスズキのエネルギー極小化に向けた取り組みで必要な電子技術やシミュレーションの経験と実績が豊富だ。今後のインドの優秀な人材がグローバルの開発で活躍することを期待する」とコメントした。