日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)は、猫が自動車に入り込んだことによる救援要請が2023年12月に24件あったと発表した。JAFは気付かないままエンジンを始動した場合、ベルトが切れるなどの事態につながる可能性があるとして、注意を呼び掛けている。

 救援要請のうち、エンジンの始動後に猫の入り込みに気付いたと明確に判断できるものが13件あった。特に雨の日が多く、猫が動く音などを感じにくいことが背景にあるとみられる。JAFはボンネットを優しくたたき、猫が入り込んでいる気配を感じた場合はボンネットを開けて中を確認するなどの対策が有効としている。