中国・比亜迪(BYD)の傘下で国内の乗用車事業を手掛けるBYDオートジャパン(東福寺厚樹社長、横浜市神奈川区)は21日、電気自動車(EV)のセダン「シール」を一部改良して30日に発売すると発表した。同モデルは2024年6月に販売を開始。従来はキャンペーン価格を適用していたが、改良を機にこれを標準とした。また、サスペンションを見直すなどして走行性能を高めたほか、エアコンの冷却性能や静粛性も向上するなどした。10月末に開催される「ジャパンモビリティショー2025」に展示する。
価格は本来、後輪駆動が528万円、四輪駆動が605万円だった。改良後はそれぞれ、495万円、572万円(消費税込み)となる。