BMWジャパン、EV「iX」を一部改良 新たな電池採用で航続距離を723kmに伸長

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  • 2025年10月2日

 ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は、電気自動車(EV)「iX」を一部改良したと発表した。新たな駆動用電池やヒートポンプの採用などで、航続距離をBMWが国内で販売するEVの中で最も長い723キロメートルに伸ばした。納車は11月から。

 iXは2021年に発売したモデルで、今回が初めての改良となる。電池の搭載容量は111.5キロワット時。駆動用モーターを前後に1基ずつ搭載している。システム全体の最高出力は400キロワット、最大トルクは765ニュートンメートル。高性能モデル「M70xドライブ」はそれぞれ、485キロワット、1015ニュートンメートルに高めた。パワートレインのほか、内外装のデザインや仕様も改良した。

 価格は1498万円(消費税込み)から。

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