業界の景気回復には使用済み車の発生量増加が欠かせない

自動車リサイクル促進センター(JARC、細田衛士理事長)によると、2023年の使用済み自動車の発生台数が前年比約1・4%減の約273万1千台となり、2年連続で前年割れしたことが分かった。新車の供給制約の改善が進み、使用済み車の発生源にもなる下取り車や買い取り車が増えている。単月では同年12月まで5カ月連続でプラスを維持したが、前半の遅れをカバーし…