日本工作機械工業会(日工会、稲葉善治会長)が発表した10月の工作機械の受注総額(確報値)は1120億5千万円だった。調整局面が続いており、今年の最低額となった。好調だった9月からの200億円超の減少について稲葉会長は「工作機械の長納期化は緩和されつつあり、決算期に受注が高まる傾向。四半期ベースでならして捉える視点が重要」とする。内需の総額は336…