日本工作機械工業会(稲葉善治会長)が発表した9月の工作機械の受注総額は1339億4千万円だった。国内で年度半期末を迎えたことに加え、北米が過去最高額となったことで8月からは16・7%増えたが、前年同月比では11・2%の減少となった。同会は「季節要因等で増加したものの、過去に比べて受注総額のレベルはやや低い」と、調整局面が未だ続いているとの見方を示…