ブリヂストンと東京大学などの研究チームは、海で分解するゴムを開発し、2029年にもタイヤとしての試作を目指す。欧州で予定される環境規制の強化をにらんだものだが、将来は非可食のバイオマス(生物由来)素材を用いたり、埋めると土に還(かえ)るタイヤの開発などにつながる可能性もある。研究チームは、タイヤとしては強靱でありながら、海に入ると分解しやすくなる…