多摩川精機(長野県飯田市)が主力とするモーターの回転角度センサー「レゾルバ」は、電気自動車(EV)向けで需要の伸びが期待される。ベトナムに新設する拠点で年間500万個を生産できる体制を整え、設備の自動化で生産リードタイムの短縮も進める。今年2月に就任した松尾忠則社長は、EV向けでも「ハイブリッド車(HV)で鍛えた技術が武器になる」と自信を見せる。…