薄型で精度良くモーターの回転角度を検出する

多摩川精機(松尾忠則社長、長野県飯田市)は、電気自動車(EV)の駆動モーターに用いる回転角度センサー「レゾルバ」の生産工場を来年、ベトナムに新設する。関税や人件費負担が低い利点を生かし、欧米市場向けの主力拠点に育てる。まずは25億円を投じ、年産500万個を生産できる体制をつくる。欧米で進むEVシフトを踏まえ、生産能力は順次、増やしていく考えだ。レ…