大分県ホンダ会(重松英会長=ホンダカーズ西大分社長)、ホンダの特例子会社ホンダ太陽(鎌田雅仁社長、大分県日出町)は、大分市の田ノ浦ビーチで「ホンダビーチクリーン活動」を実施した。ホンダの創立75周年の節目として、グループ一丸となって清掃活動を行った。同会販社のスタッフやホンダ太陽の社員ら125人が参加した。

 ホンダでは、「素足で歩ける砂浜を次世代に」という思いで、2006年から海岸での清掃活動を開始。現在では、ホンダ販売店などグループをはじめ、地域の人たちの協力も広がり全国的な活動となっている。

 今回の活動にもホンダが協力し、公式ラグビー部「三重ホンダヒート」のメンバーが参加したほか、障がいのある子どもたちも加わり、100人を超える規模となった。

 参加者たちは、海岸にあるゴミなどを手作業で拾い集めたほか、専用のサンドレーキを装着した全地形走行車(ATV)で、砂の下に埋もれたゴミを掻き出しながらの作業も行った。終了後には、参加者と三重ホンダヒートの選手たちとのスポーツ交流を行った。

 また、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが運営し、企業や団体が取り組む従来型のゴミ拾いに、スポーツのエッセンスを加え競技へと変換させた「スポGOMI」を、ホンダとして今回ビーチで初開催した。(大分)