メルセデス・ベンツ日本(MBJ、上野金太郎社長、東京都品川区)は29日、SUVの電気自動車(EV)となる新型「EQS SUV」を発売した。同ブランドのSUVとして初めて、EV専用のプラットフォームを採用。大容量の駆動用電池と高効率モーターを搭載することで、定員7人の3列シート車ながら、航続距離は約600キロメートル(WLTCモード)を確保した。

 新型車は昨年投入したセダンのEV「EQS」のSUVモデル。駆動用電池の容量は107.8キロワット時で、基本グレード「450 4マチックSUV」の航続距離は約593キロメートル(同)、「同スポーツ」が約589キロメートル(同)。また、国内仕様では特別装備として外部給電機能も搭載した。

 価格は1542万円(消費税込み)から。