近畿運輸局が昨年開催した「車座座談会」。メカニックと行政の意見交換は活発だった

メカニック不足の中で関係者が多岐にわたる施策を実行している。戦力不足が続く現状を嘆くだけでは事態の打開策は見つからない上、少子化が進行し続ける中で対応策は待ったなしの状況だ。それだけに行政サイドも従来にない取り組みを実行し、課題解決に向けて本腰を入れる。とはいえ、問題の根底には整備士の処遇改善がある。賃金アップはもちろん、働きやすい環境整備が求め…