マツダや三菱商事、四国電力など7社は14日、「波方(なみかた)ターミナルを拠点とした燃料アンモニア導入・利活用協議会」を設置することに合意したと発表した。波方ターミナル(愛媛県今治市)の液化石油ガス(LPG)タンクをアンモニアタンクに転換し、2030年までに年間約100万トンを扱うことを視野に活動する。

 マツダと四国電力、太陽石油、太陽日酸、三菱商事、三菱商事クリーンエナジー、波方ターミナルの7社のほか、愛媛県や今治市、西条市、新居浜市、四国中央市もオブザーバー参加する。マツダは三菱商事クリーンエナジーとともに、マツダ工場内での自家発電設備でアンモニアの活用を検討していく。