EVとの親和性の高さを訴求し「クオーレ」の採用拡大を図る

セーレンは、合成皮革「クオーレ」の電気自動車(EV)向けの製品展開を本格化する。質感や環境特性などを強みに、本革の代替素材としての提案を進める。世界的なEVシフトを背景に、新たにハンガリー工場を立ち上げる欧州市場をけん引役とし、中国、米国での需要も取り込み収益拡大を狙う。25年度にはEV向けなど表皮材の売り上げを、22年度売上げ見込み153億円の…