住江織物の自動車シート向け合成皮革

内装材メーカーが、欧州や中国で電気自動車(EV)とともに立ち上がる新たな需要を取り込もうと動いている。車両重量のかさむEV向けに、軽量化を実現した合成皮革の引き合いが増えており、各社は生産能力の増強に踏み切る。一方で日本などでのEV普及は遅れ気味だ。各社は国や地域ごとの電動化ペースなどをにらみ、受注活動を展開する。もともと車重の重いEVでは、電費…