デジタルシフトを進める国内トップフォーミュラ

 日本レースプロモーション(JRP、上野禎久社長、東京都千代田区)は、半導体メモリーを手がける米マイクロンと協業すると発表した。マイクロンは映像転送やユーチューブのアップロードなどに役立つ4.2 テラ バイト の外付けSSD、オンボードカメラ映像の記録や保存、解析用として64・128・256ギガバイト の組込型マイクロSDをJRPに提供する。

 JRPは、サステイナブルなモータースポーツ業界づくりを目的としたプロジェクト「スーパーフォーミュラネクスト50(ゴー)」の中で、レースの魅力を世界中に発信するためデジタル戦略を強化する方針を打ち出している。新しいデジタルプラットフォーム「SFgo(エスエフゴー)」を立ち上げ、レースのライブ中継だけでなく、オンボード映像や車両データ、無線交信なども公開し、デジタル社会に合った新しいモータースポーツ体験を提供する計画だ。

 JRPはマイクロンとの協業を通じて、エスエフゴーの開発を加速していく。