電池戦略はEV普及のカギを握る

政府が電気自動車(EV)時代を見据えた車載電池戦略に本腰を入れ始めた。国内での生産工場立地に対する補助金制度を新設したほか、製造から廃棄までに排出される二酸化炭素(CO2)の総排出量を明示する「カーボンフットプリント(CFP)」の算定基準づくりにも乗り出すなど、本格普及に備えた戦略を取る。一方、特定国への依存度が高いレアメタルの確保や現状が不透明…