「読書三昧」という見出しに惹かれた。小学館が所有する「ブックホテル神保町」(東京・千代田区)。客室に加え、廊下にまで文芸書が置かれ、蔵書は2千冊。宿泊者は読み放題という。昨年12月に開業し、リピート率は3割で、固定客が多い。本屋の街である神保町らしく、本好きにはたまらない。ただ、これは出版不況対策で、紙媒体に頼らない、新しい事業と位置付けている。…