日本の自動車産業を支える人材として工業高校の卒業生にかかる期待は大きい。一方で、子どもたちや保護者の普通科志向やものづくり離れなど、工業高校を取り巻く環境は変化している。自動車をはじめ産業構造が大きく変わろうとしている中で、全国工業高等学校長協会(全工協)の理事長に就任した福田健昌氏(東京都立六郷工科高校統括校長)は「伝統技術と最先端技術の両方を…