まずは車載用電池を対象に制度設計

経済産業省は、車載用電池の二酸化炭素(CO2)排出評価制度について、欧州では算定しない「使用段階」も評価に加える意向を表明した。製造時のCO2排出の少なさだけでなく、日本勢が強みとする電池性能を評価に組み込む狙いがある。将来的には評価制度を国際調和する過程で、こうした項目を採り入れるよう国際会議の場などで働きかける考えだ。経産省は現在、蓄電池のラ…