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 三菱ふそうトラック・バスは23日、運行管理システムなどを手がけるドコマップジャパン(浦嶋一裕社長)と車両データの連携を開始すると発表した。三菱ふそうのテレマティクスサービス「トラックコネクト」と「バスコネクト」の一部機能をドコマップジャパンの動態管理ソリューション「DoCoMAP(ドコマップ)」で提供するサービスを4月に開始する。

 三菱ふそうのコネクテッド車両の車両位置情報と車速データをドコマップのデータベースに送信してデータ連携することで、リアルタイムでの車両位置情報や車両の速度表示などの動態管理機能を利用できる。新たなデバイスの追加が不要なため、低コストで運用できる。車両稼働率の改善や空車回送率の低減につながるほか、貨物車両や旅客車両の運行スケジュール管理も可能になる。

 対象はテレマティクスサービスを搭載済みの車種で、トラックが「スーパーグレート」と「ファイター」「キャンター」「eキャンター」、バスが「エアロクィーン」と「エアロエース」「ローザ」。

 ベーシックプランは1台当たり月額1180円(消費税別)。今後、プレミアムプランなどのサービスを予定している。