記者会見する小木曽社長(左)と下会長

日野自動車の国内向け車両用エンジンの排出ガスと燃費の認証プロセスで不正行為が発覚した。不適切な試験方法で排出ガスの劣化耐久性の規制値に適合させたほか、実際よりも良い燃費が出るように偽っていた。2016年に起こった三菱自動車の燃費不正問題を受け、徹底されたはずの順法精神はなぜ揺らいでしまったのか。4日に都内で記者会見した小木曽聡社長は「現場の数値目…