帝人は、自動車向けなどに新たな炭素繊維織物を開発したと発表した。1本あたり3千本のフィラメントで構成する糸に独自の開繊技術を適用、薄肉化と炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に成形した際の強度安定性を両立したとしている。自動車用途やスポーツ用途に展開し、炭素繊維開繊織物全体で2030年度に20億円の売り上げを目指す。CFRPの強度は、炭素繊維織物…