日野自動車は20日、有償で付加価値の高いコネクテッドサービスを提供する「ヒノコネクト+」を開始したと発表した。第1弾としてドライバーの運転状況を可視化するなどして人材育成に役立てる「安全エコ運転支援サービス」を一部地域で始めた。安全エコ運転支援サービスは2022年度下期に全国に展開する。日野は18年にコネクテッドサービス「ヒノコネクト」の提供を開始した。ヒノコネクトは無償で利用できるが、新たに有償で付加価値の高いサービスを提供し、コネクテッドサービスの収益化を図る。

 安全エコ運転支援サービスは、まず茨城日野と南関東日野で17年5月以降に販売した「プロフィア」など一部車種を購入した顧客を対象に提供する。運転状況の可視化のほか、運転レベルの評価やトレーニングメニューの提供などの機能を利用できる。利用料は月額1千円(税込み)。