「ローマ帝国が遠く離れた場所で犯した過ちに似ている」―。朝日新聞に載っていた「アフガンでの失敗 ついえた〝帝国〟の幻想」が興味深い。筆者はコラムニストのロス・ドゥザット氏◆ローマ帝国崩壊の前兆である「メソポタミアの砂漠やドイツの森で敗北した」ことを類似点と捉え、米国型覇権主義の限界を書いている。さらに歴史的な推察は進み、カブール陥落時のタリバン戦…