つながるバイクを実現―。ボッシュは、二輪車向けのコネクテッドソリューションが日本の二輪車メーカー2社の新型モデルに採用されたと発表した。6・5インチTFT液晶ディスプレー「インテグレーテッドコネクティビティクラスター」とスマートフォン(スマホ)連携ソリューション「mySPIN」で、二輪車のネットワーク化をサポートし、安全で快適なライディングを実現する。
インテグレーテッドコネクティビティクラスターは、二輪車とライダーのコネクティビティーインターフェースで車両設定やインフォテインメント、ネットワーク機能にアクセスすることができる。スマホの機能や音楽といったアプリを二輪車で使えるようになり、例えばmySPINに対応したサードパーティーの地図アプリをダウンロードすれば、液晶ディスプレーに表示するだけでなく、ハンドルバースイッチで操作ができるようになる。
インテグレーテッドコネクティビティクラスターとmySPINは、スズキが新型「GSX―S1000GT」に搭載。ボッシュのネットワーク化システムを採用した初の二輪車ブランドとなった。川崎重工業も新モデルへの導入を予定しているという。