世界同時不況に呼応して、今年の上期は、グローバル規模で自動車の生産台数が急減した。これにより、組み立てを手掛ける車体業界や商用車の生産と「一心同体」の関係にあるといえる架装業界では、過去に経験をしたことのないような業績不振に追い込まれる格好となった。現在は「最悪期を脱した」という声が聞かれる一方で、「まだまだ予断を許さない」とする慎重論も根強い。…