マクラーレン・オートモーティブアジア日本支社(正本嘉宏代表、東京都港区)は13日、都内で新型スポーツカー「アルトゥーラ」を日本初公開した。マクラーレンの量産車としては初のプラグインハイブリッド車(PHV)。正本代表は「最大のトピックは電動化だ。時代をリードするスーパーカーとなる」と新型車に自信を見せた。

 新開発の排気量3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最高出力430キロワット、最大トルク585ニュートンメートル。小型の「Eモーター」と高エネルギー密度バッテリーパックを組み合わせた合計最高出力は500キロワット、最大トルクは720ニュートンメートルを発生する。8速ATとマクラーレン初の電子制御デファレンシャルを採用した。縦置きミッドシップの後輪駆動。0-100キロメートル/時の加速は3.0秒。EVモードの航続距離は30キロメートル(確定前数値、最終評価待ち)を確保した。納車は夏以降となる。

 価格は2965万円(消費税込み)から。