販売に注力するホンダカーズ神奈川東

 新型コロナウイルスの感染拡大とインフルエンザの流行に備えて、オベロン(藤田賢一社長、東京都八王子市)が開発した抗菌化消臭スプレー「Etak®JET(イータックジェット)」の引き合いが増加している。

 発売当初から同製品の販売に力を入れているホンダカーズ神奈川東(森秀樹社長、横浜市港北区)日吉店の成尾寿樹店長は、同製品の特長である「抗菌」効果の安全性と持続性の高さを顧客に勧めやすいポイントとして挙げる。

 日吉店は土地柄、小さな子どものいる夫婦や20~30歳代の会社員といった来店客が多く、ウイルス対策に敏感な人も少なくない。中でも、ファミリーオーナーには、チャイルドシートごと「抗菌化コーティング」できる点や施工後に洗浄剤の臭いが残らない点で、安心感を提供できているという。

 同製品は、エアコン内部から車室内全体に至るまで約20分で施工可能で、抗菌効果は長期に渡り持続する(半年に1回の施工推奨)。通勤などで頻繁に車を使う来店客には、除菌の手間が省けると好評だそうだ。春先まで続くインフルエンザシーズンをカバーできる持続性は、大きな魅力といえる。

 冬場は乗降時の静電気にも悩まされる人も多いため、大森裕嵩工場長は同製品の静電気防止効果にも期待している。「当店ではより抗菌効果が高くなるようエバポレータークリーナーなどとのセットでの付加価値提案が喜ばれている」とし、「お客さまに安心の約束をテーマに今後も自信を持って提案していきたい」と話す。